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【ハオオリジナル教材で学ぼう】 全部「できる」?!「会」「能」「可以」完全解説!

大家好!ハオ中国語アカデミー池袋校です。

 

今日は日常会話で使用頻度が高い助動詞「会」「能」「可以」の使い方について、ご紹介したいと思います。

 

当校のレッスンでもたびたび受講生から質問を受けますが、「会」「能」「可以」は日本語に訳した場合、すべて「できる」の意味になるため、それぞれ「どこが違うのか???」、「どうやって使うのか???」といった疑問を持つ学習者は多いのではないでしょうか。

 

では、さっそくその区別や使い方を一緒に見てまいりましょう♪

 

 

共通点している点:

「会」「能」「可以」は全て助動詞のため、動詞の前におきます。

会 + 動詞 + 目的語

能 + 動詞 + 目的語

可以 + 動詞 + 目的語

 

異なる点:

 

1. 否定の言い方の違い

会 ⇒ 不会

能 ⇒ 不能

可以 ⇒ 不可以 不能 不行(不行 を使った場合、後ろに目的語をつけることができない)

 

2. 使う場面の違い

●勉強や努力によってできる「会」

もともとできないことが、勉強を通してできるようになった時には「会」を使います。

 

– 你会做中国菜吗? (中華料理は作れますか)

nǐ huì zuò zhōng guó cài ma

– 会的。我会做麻婆豆腐。(作れますよ、麻婆豆腐は作れます)

huì de   wǒ huì zuò má pó dòu fu

 

– 你会说中文吗?(中国語話せますか)

nǐ huì shuō zhōng wén ma

– 不好意思,不太会。(すみません、あまりできません)

bù hǎo yì si   bú tài huì

 

●可能性を表す「会」

この「会」の意味は「できる」ではないですが、同じく日常生活でよく使われている「会」の用法になります。

それはあることを行う可能性を表す「会」です。

この「会」を使うことにより、文がとても自然になる、重要な存在とも言えます。

 

– 明天会下雨吗?(明日は雨降りそう?)

míng tiān huì xià yǔ ma

– 不会吧。(降らないでしょう)

bú huì ba

 

– 明天晚上,你会加班吗?(明日の夜、残業をする可能性はある?)

míng tiān wǎn shang   nǐ huì jiā bān ma

– 还不知道。(まだわからない)

hái bù zhī dào

 

●自分の能力のもとでできる「能」

あることを完成するのに、自分自身の能力や身体的な条件が関わる時には、この「能」を使います。

 

– 你能吃辣吗?(辛いものを食べられますか)

nǐ néng chī là ma

– 能吃一点儿。(少しだけ食べられます)

néng chī yī diǎn r

 

– 你一分钟能打几个字?(一分で何文字を打つことができますか)

nǐ yī fēn zhōng néng dǎ jǐ ge zì

– 能打80个字。(80文字打つことができます)

néng dǎ bā shí ge zì

 

●客観的な条件のもとでできる「能」

客観的な事実や現状をもとに、できるかできないかを言いたい時には、この「能」を使います。

 

– 喝了酒,不能开车。(お酒を飲んだから、運転することができない)

hē le jiǔ   bù néng kāi chē

 

– 这里能用信用卡吗?(ここ、クレジットカード使えますか)

zhè li néng yòng xìn yòng kǎ ma

– 能的。(使えますよ)

néng de

 

●許可されてできる「可以」

あることが実現できるかどうかに、ルールや相手の許可と関連している場合に、この「可以」を使います。

 

– 我可以进来吗?(入ってもいいですか)

wǒ kě yǐ jìn lái ma

– 可以,请进。(はい、どうぞ)

kě yǐ   qǐng jìn

 

– 老板,我明天可以请假吗?(ボス、明日休みを取らせていただけませんか)

lǎo bǎn   wǒ míng tiān kě yǐ qǐng jià ma

– 不行。(だめです)

bù xíng


 

皆さんいかがでしたでしょうか。

今回ご紹介した内容は、当校マンツーマンレッスンで使用するオリジナル初級教材【飛躍!中国語】の第18-19課でも学んでいただけますよ。

外国語を話せるようになるには、単語や文法などのルールを学んだだけ(知識の詰め込みだけ)で終わりにしないこと、インプットした知識を”単なる知識”から”使える知識”(実際にさまざまなシチュエーションで応用できる力を身に着ける)に変えていくトレーニングが欠かせません。

 

日本人はとかくインプット中心の学習をしがちで、アウトプットがほとんどできていないばかりに「なかなか話せない・・・聞きとれない・・・」という方が多いようです、こうした場合は、是非とも学習方法の見直しをお勧めいたします。

 

マンツーマンレッスンは、講師陣が受講生個々の学習目的に合わせて例文や会話を提示するため、こうした応用力が身につきやすく、学習した単語や文法もよりしっかりと定着していきます。会話力が伸び悩んでいる方、短期で習得したい方へもっともオススメしたいコースです。

 

【お問い合わせ先】

0120-808-114

hao-ikebukuro@haonet.co.jp

 

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