月: 2019年6月
台湾旅行に行かれたときに、「駅」の名前を見たら、
不思議を思われたことはありませんか?
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たとえば、台北中心の駅は
台北駅―「台北車站」
そして若者が集う、西門町の最寄駅、
西門駅―「西門站」
同じ駅なのに、
なぜ「車站」と「站」はあるのでしょうか。
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確か、テキストで習った「駅」の中国語は、
「車站」ですよね。
ですが、
台湾の習慣上では、
地下鉄にあたるMRT「捷運」の駅は、
「○○站」と言い、
日本のJRにあたる、国が運営する鉄道「台鐵」の駅は、
「○○車站」、または「○○火車站」と言います。
(「火車」は汽車のこと、ちなみに中国語の「汽車」は自動車のこと。)
また、
「車站」と「火車站」は、単独で使えるのに対し、
「○○站」はかならず、駅名と一緒に使わないといけないのが違いです。
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「捷運台北車站」という表記は、
ここはMRTの駅で、「台鐵」の「台北車站」に乗り換え出来る、
ということですよ。
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台湾中国語/台湾華語/繁体字中国語