秋の夜空と月を愛でる──中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)について
大家好!
皆さん、こんにちは!
東京港区の新橋駅近くの中国語教室、ハオ中国語アカデミー新橋校でございます。
今回は、中国を起源とする伝統行事「中秋節(ちゅうしゅうせつ)」について、日本での「お月見(十五夜)」と比較しながら、その魅力を皆さんに紹介したいと思います。

・中秋節って何?/お月見との関係
「中秋節」は、旧暦(農暦・陰暦)の8月15日にあたる夜を祝う行事で、東アジアでは古くから秋の収穫に感謝しながら月を鑑賞する習慣があります。
日本では、この行事が「中秋の名月」「十五夜」「お月見」として定着しました。
ただし、中国や台湾などでの「中秋節」は家族団らんや月餅文化が中心ですが、日本のお月見は「収穫感謝」「月を愛でる」要素が強いです。
・2025年の中秋の名月(十五夜)
2025年における中秋の名月(十五夜)は、10月6日 にあたります。
この時期は秋の収穫期に近く、里芋などの作物も旬になるため、「芋名月(いものめいげつ)」と呼ばれることもあります。
・中国との違い・共通点
☛共通点
・旧暦8月15日に月を鑑賞する習慣があること。
・秋の収穫や自然の恵みに感謝する意味を持つこと。
☛違い
・中国圏では家族団らんや月餅を交換する文化が強いですが、日本では月餅文化はあまり根付いていません。
・供え物の種類(日本では団子、里芋、栗、ススキなど)や数、飾り方などは地域によって異なります。
・日本では「十三夜」など別の月見の夜を重んじる風習もあります。

・終わりに:月はつながるもの
月は、古来より詩や伝説、神話に登場する象徴的存在です。東アジアの諸文化では、月が「帰属」「家族」「時間」「自然とのつながり」を感じさせる存在として尊ばれてきました。
私たちも、秋の澄んだ夜空の下で月を見上げ、日常を少し離れて自然や時間の流れを感じてみる。そんな時間が、現代においても心をゆるませてくれる贅沢なひとときになるのではないでしょうか。
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ハオ中国語アカデミー 新橋校
所在地・アクセス
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