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新橋校の日々の様子やコラムをお届けします。

S講師の部屋11

毎度お馴染み、流浪のコーナー「S講師の部屋」でございます。

 

皆さん、ご無沙汰しております。

 

と言っても、ブログ記事のほうで、普段はごく普通に皆さんと教室でお会いし、一緒に楽しく勉強して

おります。

 

 

さて、往年の人気コーナー(自称)の復活ということで、少し色気のある話題で大いに盛り上げよう、

といきたいところですが、何しろS講師もすでにアラフォー男子で、平穏な毎日に小さな幸せを感じながら

暮らしているので、カジュアルな(要するに、地味な)ネタを紹介していきたいと思います。

 

というわけで、復活第一弾は中華野菜の話です。(地味というよりベタでスミマセン)

 

突然ですが、皆さんご自分で野菜をつくったことがありますか?

植物と会話できるS講師が日本に来たばかりの頃は、香菜と空心菜はまだ一般的なスーパーでは手に

入らなかったので、毎年自宅のベランダで栽培していました。

 

日本ではどちらかというとエスニック料理で認知されているので、香菜(xiang1 cai4)という中国語名

よりも、タイ料理やベトナム料理に使われるパクチーと言えば分りやすいかもしれませんが、その名の

通り、非常に香りの強い香味野菜です。中国や東南アジアでも苦手な人がある程度いますし、決して

中国の食文化を理解する上で避けては通れない道ではありませんので、どうしても舌が受け付けない方

は無理しないように。

 

ここで謎かけをひとつ。

 

 

香菜とかけてチャン・グンソクと解く、その心は、どちらもコリアンだぁ。

 

 

空心菜(kong1 xin1 cai4)は今や日本でも大きめのスーパーで結構見かけますが、まだ生産量が少なく、

単価もやや高めで葉物野菜としては高価な部類に入ります。

空心菜炒めを作ったことのある方なら直観的に量を逆算出来ると思いますが、空心菜は加熱すると他の

野菜よりも激しく縮むので、ご家庭の夕食用なら、フライパン山盛りの量から炒めないと最終的に

ボリューミーな一皿にはなりません。

味付けは塩だけでも十分ですが、塩の替わりに腐乳(豆腐を麹で発酵させた食品)、もしくは塩麹を使うと、

コクが出てより一層美味しくなります。

更に変り種の隠し味として、ナンプラー、XOジャン、オイスターソースなども案外合いますので、塩系の

味に飽きてきたら是非冒険してみてください。

色々試せば、自分の一番好きな味付けが見付けられるばかりでなく、様々な料理屋で食べる空心菜炒めの

隠し味も分かったりして、空心菜評論家(?)気分を楽しめます。

 

 

ここまで来れば皆さんはもう立派な空心菜を食う審査員。

(加齢に伴うギャグの傾向ですので、温かい目で読み流してください)

 

 

因みにS講師の故郷では、香菜と空心菜が一年中手に入り、値段も大変安く、モヤシと並び庶民派野菜の

代表格です。

香菜と空心菜の種はホームセンターや園芸店などで普通に売られていますので、家庭菜園にご興味のある

方は是非夏野菜の栽培候補に加えてみてください。

いずれも大変生命力が強く、成長期には毎日見ても変化が分かるほど良く伸びます。

香菜は旬の終わりの頃に可愛い花を咲かせ、種(種もほんのり香菜の香りがします)が取れますし、環境が

良ければ冬越しもできますが、関東の冬は空心菜にとって寒すぎるので、夏の間に食べ切ったほうがいいで

しょう。時々エンツァイという表記の種を目にしますが、こちらは空心菜の方言(ミンナン語)の発音です。

 

何だか主婦目線な記事になってきましたが、主夫になったわけではありません。念のため。

 

 

↓最後に、野菜ではありませんが、S講師が以前栽培していたサボテンの花です。

 

slaoshi

 

 

※S講師のオヤジギャグが高度過ぎて理解できなかった方は、受付にてお問合せ下さいませ♪

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