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新橋校の日々の様子やコラムをお届けします。

TECC(中国語コミュニケーション能力試験)が行われました!

大家好!講師の小山です。

 

去る12月11日の日曜にTECC(中国語コミュニケーション能力試験)を受けた在校生の

皆さん、お疲れさまでした!手ごたえはいかがでしたか?

 

 

 

 

■TECCの評価方法はとても厳格!

TECCは受験者が一斉に同じ問題を解くという点で、他の中国語系の検定試験とは一線

を画しています。試験後の統計では非常に詳しい分析がなされるので、受験者、ひいては

中国語学習者のなかで自分がどのあたりのレベルなのか、比較的正確に知ることができ

ます。まさにTECC最大の強みですね。評価システムも独特の精緻な理論を用いています

ので、例えば多くの人が正解している問題で不正解になると、大きく減点されてしまうこと

があるようです。かなりシビアな試験はありますが、それだけ厳正に実力を評価している

ということでしょう。

 

 

■どんな形式の問題が出るの?

出題スタイルはややHSKに似ています。ただ、HSKに比べて、より実用的な表現や文章

が多いかと思います。今回の長文問題だと、就職活動の自己アピールを書いたメール、

風邪とインフルエンザ違いを説明したものなどです。内容自体はそれほど難しくはない

ですが、情報を正確に読み取らないと正しい選択肢を選べないという問題スタイルですね。

選択肢も、HSKに較べて少々ひねったものが多いなという印象です。出題内容も多いです

ので、普段から読むスピードを速くするよう心がけながら学習する必要があるでしょう。

また、リスニングに“数字の表現”が多いのもTECCの特徴です。加減乗除や割引率の計算

など、実生活で身近な計算を問う問題が出ます。なかなか面白いですよ!

 

 

■敵を知る!~新橋校の取り組み~

私も試験の進め方など把握するために今回受験しましたが、こういう試験は講師と言えど

やはり緊張するものですね。あらゆる試験に言えることかもしれませんが、どんなにプロ

フェッショナルな能力を持っていても、その試験の出題傾向やスタイルに慣れないと、確実

得点をあげることは難しいでしょう。

まさに、知己知彼,百战不殆(彼を知り己を知れば百戦殆[あや]うからず)ですね。

新橋校でも、レッスン後の生徒さんにTECCの過去問題を解いていただき、試験のスタイル

慣れていただくような場を提供しています。

また、私のレッスンでは、テキストの本文をストップウォッチで計時しながら読んでいただく

訓練も取り入れています。レッスンに来ていただくだけで、自然とTECC対策になっていると

いうわけです。中検やHSKでは測れない、より実用的な分野を補完できるのがTECCと言え

ます。

 

 

受験したことのない方は、ぜひ来年チャレンジしてみてください!

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