カテゴリー: 中国文化と中国情報
大家好!
皆さん、こんにちは!
ハオ中国語アカデミー新橋校でございます。
本日は「漢詩×私 私が漢詩を読みます」コーナーの日です。
本日ご紹介する漢詩は「夜雨寄北」です。
唐(618~907)の時代の詩人、李 商隐(813?~858?)の作品です。
では早速詩をみてみましょう。
夜雨寄北:「夜雨寄内」と題することもある、「内」とは妻のこと
寄北:北にいる人に寄せる
巴山:現在四川東部、古代「巴」と呼ばれるいた
何当:いつ~できるか
西窗:婦人の部屋を指す
第一句では、質問に答える文になっています。「期」の文字を繰り返し、そこから「归期」帰る日を待ちわびる心が強く伝わってくる文になっています。
第二句では、雨の夜の描写が、そのまま旅先のわびしさと寂しさの表現になっている。
後半は、帰郷して相手とともに語り合う様子を想像する文になっています。帰郷を痛切に願う思いに心を打たれますね。
新橋校の崔先生からは以下の情報も頂いております。
では本日漢詩を読んでくださるのは、S・Mさまです。
S・Mさんは、いつも木曜日にご来校され中国語を学習しています。
今回の朗読のご感想を聞きましたら、「何度も読んでいたら、声調が何だったのか、忘れてきていました^^」と教えてくださいました。
レッスン中のS・M様です^^
では、S・M様の「夜雨寄北」です。
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大家好!
皆さん、こんにちは!
ハオ中国語アカデミー新橋校でございます。
本日は「漢詩×私 私が漢詩を読みます」コーナーの日です。
本日ご紹介する漢詩は「望庐山瀑布」です。
唐(618~907)の時代の詩人、李 白(701~762)の作品です。
では早速詩をみてみましょう。
前半は遠くから滝を眺める描写であり、後半はすぐそばで仰ぎ見る構図になっています。第3句の「飛流直下三千尺」という表現は、巨大な、勢い強く落ちてくる滝を描写しています。4句目は、その滝を更に「銀河」に比喩していて、その壮大さを表現しています。
庐山:江西省九江市の南にある名山
香炉:香炉峰、庐山にある高峰。
尺:長さの単位(1尺は約30センチ)、3300尺は900m
九天:天の最も高いところ、古代中国では天は9層に分かれているという考え方がありました
新橋校の崔先生からは以下の情報も頂いております。
では本日漢詩を読んでくださるのは、K・Kさまです。
K・Kさんは、フリートークコースで中国語を勉強していますが、中国文化がお好きで、書道も習っています。
今回の朗読のご感想を聞きましたら、「準備してみてその難しさを分かったの」と教えてくださいました。
レッスン中のK・K様です^^
では、K・K様の「望庐山瀑布」です。
今回もコラボ大成功でした^^
ではまた次回にお目にかかります。
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本日は「漢詩×私 私が漢詩を読みます」コーナーの日です。
本日ご紹介する漢詩は「凉州曲」です。
唐(618~907)の時代の詩人、王 翰(687~726)の作品です。
王翰は今の山西太原市出身の詩人で、お酒がすきだったようです。景雲元年(710年)進士に合格するが、その知遇を得た宰相、張説の失脚に伴い、726年左遷されるのでした。その年になくなるのですが、まだ39歳の若い年齢でした。
では早速詩をみてみましょう。
葡萄酒、夜光杯、馬上でかき鳴らされる琵琶など、にぎやかなお酒宴を描いています。ただ4句目は、戦いや、戦士達を登場させていて、一気に悲壮感にあふれるところがありますね。
新橋校の崔先生からは以下の情報も頂いております。
では本日漢詩を読んでくださるのは、A・Nさまです。
A・Nさんは、いつも木曜日にに新橋校で中国語を勉強していますが、作文を書かれるのも得意です。いろんな社会事情や文化などにとても斬新な角度から書いた作文には、本当に関心します~
今回の朗読のご感想を聞きましたら、「先生の前で朗読することになったので、少し恥ずかしかったのです」と教えてくださいました。
レッスン中のA・N様です^^
では、A・N様の「凉州曲」です。
今回もコラボ大成功でした^^
ではまた次回にお目にかかります。
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大家好!
皆さん、こんにちは!
ハオ中国語アカデミー新橋校でございます。
明日4月4日は中国の清明節です。春節、端午節、中秋節と一緒に4大伝統祭日と言われています。
清明は、24節気(中国では昔、月の変化を記録する陰暦をつかっていたため、その中に日照を記録する節気という日を取り入れて農作業などの参考にしていました、それが24節気です)の一つですが、春を祝う風習など以外に、お墓参りの日としても定着しています。
「清明时节雨纷纷」という有名な句がありますが、私の記憶の中でも、いつも清明節には雨が降るか曇りの天気の印象ですね。なくなっている人に会いに行くので、天も悲しんでいると、自分なりに考えたこともあります。
ちなみに、中国では明日から三連休で、日曜日が出勤日となっています。
今日は清明節のご紹介でした。
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大家好!
皆さん、こんにちは!
ハオ中国語アカデミー新橋校でございます。
本日は「漢詩×私 私が漢詩を読みます」コーナーの日です。
本日ご紹介する漢詩は「春望」です。
唐(618~907)の時代の詩人、杜甫(712年~770年)の作品です。
杜甫は代々官吏の家柄に生まれましたが、科挙に及第せず、各地を遍歴し、やがて長安に居住していました。756年7月、安史反乱軍によって長安が攻略され、杜甫は霊武(新皇帝が即位した場所)に行く途中、捕まえられ、長安で軟禁になりますが、この詩はその次の年に書いたと言われています。
では早速みてみましょう。
前半の4句では戦乱で荒廃した、都長安の春景色を書いていて、変わらぬ自然と絶えず変遷する人事を対比しながら書いています。そして後半の四句は遠く離れている家族を思う詩人の気持ちを書いています。戦争という「公」と、家族との別れという「私」が、相互に書いています。最後の第8句は、白髪が「短く」と書いて一見「私」のことに見えますが、もう冠はかぶれない、という「公」の内容になっています。
新橋校の汪先生からは以下の情報も頂いております。
では本日漢詩を読んでくださるのは、W・Mさまです。
W・Mさんは、いつも木曜日にに新橋校で中国語を勉強していますが、
今回の朗読のご感想を聞きましたら、「小学校時代に確かに学校で習っていましたね」と教えてくださいました。
では、W・M様の「春望」です。
今回もコラボ大成功でした^^
ではまた次回にお目にかかります。
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ハオ中国語アカデミー新橋校でございます。
台湾を代表するお茶といえば「烏龍茶 (Wūlóngchá)」ですが、「高山烏龍茶 (Gāoshān wūlóngchá)」があるのをご存知ですか?
「高山烏龍茶は味が違いますか?」と聞く方もいらっしゃると思いますが、台湾で高山茶の生産するとして有名なのは、阿里山、梨山です。阿里山の最高峰は標高2,600メートルです,標高1,000メートル以上で採れる茶葉を「高山茶」と呼びます。温度差の大きい環境で栽培されたお茶は、爽やかな香りと甘み、上品さが特徴です。フルーティーな甘さと花の香りも特徴です。
機会があればぜひ台湾の高山茶を飲んでみてくださいね。
次は台湾華語の文章をみましょう~
「烏龍茶」是的台灣代表茶,但你知道還有「高山烏龍茶」嗎?
「高山烏龍茶的味道(Wèidào)不一樣嗎?」台灣著名(Zhùmíng)產(chǎn)高山茶的地方有阿里山(Ālǐ shān)、梨山(Lí shān)。阿里山最高峰海拔(Hǎibá)為2,600公尺(Gōng chǐ) ,在海拔1,000公尺以上採摘(Cǎizhāi)的茶葉叫做「高山茶」。生長在溫差環境中較大(Jiào dà)的茶,特徵是香氣清爽(Xiāngqì qīngshuǎng)、甘甜優雅(Gāntián yōuyǎ)。茶也帶有果香(Guǒ xiāng)的甜味(Tián wèi)和花的香氣。
有機會請喝喝看台灣高山茶吧!
今日は高山ウロンチャのご紹介でした。
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ハオ中国語アカデミー新橋校でございます。
今年の干支は「甲辰」ですよね。
中国語では、“甲辰龙年(jiăchénlóngnián)”と呼ばれています。
本日は、中国の“龙年(lóngnián)”の英語訳について話したいと思います。
ご存知の通り、英語で「竜」はDragonといいますよね。
以前、中国でも、“龙(lóng)「竜」”をDragonに英訳していますが、
今年、中国中央テレビ放送の英語チャンネルCGTNは“龙年(lóngnián)「竜年」”をLoong Year、“舞龙(wŭlóng)「竜踊」”をLoong Danceと翻訳しています。
中央テレビによりますと、これには二つの理由があるといいます。
一つ目は、Loongという翻訳は昔から使われたことがあるということです。 19世紀初頭、イギリス人宣教師マーシュマンが著作で、中国の竜を言及したとき、その発音はloongで、説明にはdragonが使われていました。
二つ目は、西洋のDragonのイメージが中国の竜のイメージと異なることです。西洋のDragonは「炎を吐く巨大翼と鱗を持って、性格が激しい」というイメージで、しばしば邪悪の象徴です。それに対し、中国のLoongは「馬の頭、鷹の爪、魚の鱗、鹿の角、蛇の身体、翼がない」というイメージで、吉祥と幸運の象徴です。
従って、Loongのほうが本来の中国の竜の意味をよりよく表すことができるとの話でした。
外国語を勉強すると、その国の人々が考えている一番近い感覚などを体験できますよね、それも語学を勉強する魅力の一つなのではと思います。
さ~中国の竜を英語の “Loong “で表現してみましょうね~
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ハオ中国語アカデミー新橋校でございます。
本日は「漢詩×私 私が漢詩を読みます」コーナーの日です。
本日ご紹介する漢詩は「望天门山」です。
唐(618~907)の時代の詩人、李白(701年~762年)が書いた詩です。
長江の雄大な景色を歌っています、では早速見てみましょう。
天门山:現在安徽省にある二つの山。長江を挟んで向かい合っているのをこう呼ぶ。
楚江:長江の、戦国時代に楚に属していた部分の呼び方。
第三句は、動かないはずの山を「出」という動きを表現したところに、スピードと躍動感が感じられますよね。李白がまさに船に乗って進みつつ、この光景を眺めていることが分かります。
新橋校の汪先生からは以下の情報も頂いております。
では本日漢詩を読んでくださるのは、F・N様です。
F・Nさんは、いつも木曜日の13時に新橋校で中国語を勉強しています。
今回の朗読のご感想を聞きましたら、「以前は知らなかった漢詩ですが、資料を見ながら、
イメージしながらチャレンジしました」と教えてくださいました。
F・N様のいつものレッスンの様子です^^
ではF・Nさんの「望天门山」を聞いてください~
今回もコラボ大成功でした^^
ではまた次回にお目にかかります。
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本日から「漢詩×私 私が漢詩を読みます」ブログ、スタートです。
本日ご紹介する漢詩は「春晓」です。
唐(618~907)の時代の詩人、孟浩然(689年~740年)の作品です。
彼は襄陽(今の湖北省)郊外の鹿門山で隠居生活を送っていましたが、40歳の時に長安に出て、王維の推薦で玄宗に拝謁したが、最終的には仕官できず、各地を歴訪することになります。王維とともに自然詩人として名高いです。
では早速みてみましょう。
春の早朝の「鳥、雨、花」を語っています。春は一雨ごとに暖かさを増していますが、そんな季節の移ろいと、美しく咲いては散ってゆく花への惜しむ気持ちが込められているように見えます。生き生きとした春の朝なのに、どこか寂しい気持ちも感じ取れます。
新橋校の汪先生からは以下の情報も頂いております。
では本日漢詩を読んでくださるのは、K・Kさまです。
K・Kさんは、いつも木曜日と金曜日に新橋校で中国語を勉強していますが、
今回の朗読のご感想を聞きましたら、「漢詩は以前から好きだったので、この詩は何度も読んだことがあります」と教えてくださいました。
レッスン中のK・K様です^^
ではK・K様の「春暁」をお聞きください~
今回のコラボ、大成功でした^^
ではまた次回にお目にかかります。
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皆さん、こんにちは!
ハオ中国語アカデミー新橋校でございます。
中国語では「思う」という表現はいつかがありますね。
例えば、“觉得”“认为”“想”などがあります。
これらの表現は似たような意味を持っていますが、
ニュアンスや使う場面は多少異なる場合があります。
次の例を見てみましょう。
①我觉得/认为这部手机不错。
Wo juede renwei zhe bu shouji bucuo.
(この携帯はなかなかいいと思う。)
②我想/觉得/认为他应该快来了吧
Wo xiang juede renwei ta yinggai kuai lai le ba
(彼がすぐにここに来るはずだと思う)
“认为”は“觉得”よりフォーマルで、
会議など正式な場で意見や主張を述べる場合よく使われており、
ある情報や知識を根拠として判断を下すニュアンスがあります。
それに対して、“觉得”は常に「感覚で」思う、
「軽い」「なんとなく」、「気楽な」考えを述べる場合に用いられます。
“想”は①には使い難いですね。
それは、“想”は「正しいかどうか」または「よいかどうか」を判断するより、
②のように、具体的な考えややり方などを述べる場合に用いられます。
また、“你觉得/认为怎么样”は「どう思いますか」という意味で、
相手の意見を求めていますが、
“你想怎么样”は「どうしたいのですか」という意味であり、
相手が具体的にどうしたいのかを尋ねています。
本日の類義語の説明は以上になります。
皆さん、理解できましたか。
例文をたくさん作って、練習をしてみましょう。
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