「暑い」と「アツアツ」は同じ単語??
みなさんこんにちは!ハオ梅田校の崔です。
やっと暖かくなってきましたね。
先週はまだコートがないと寒いくらいだったのに、
昨日今日は春みたいな感じで過ごしやすいです。
暖かいといえば「暖和(nuan3·huo)」という単語を思い出す方が多いでしょう。
今日は中国語の面白い現象についてお話したいと思います。
多くの方が知っているように、中国語の単語には
「褒义词(bao1·yi4·ci2)」と「贬义词(bian3·yi4·ci2)」の分類があります。
「褒义词」は良い意味やプラスのニュアンスを持つことば、
「贬义词」は悪い意味やマイナスのニュアンスを持つことばのことを指します。
どちらの意味も持たない単語は「中性词(zhong1·xing4·ci2)」と呼ばれています。
「热(re4、暑い/熱い)」「凉(liang2、つめたい/さむい)」
この二つの単語を見てみましょう。
本来、「あつい」も「さむい」も良い意味、あるいは悪い意味があると言えません。
しかし、他の文字を加えると、良い意味か悪い意味に聞こえることもあります。
例えば、「热(re4)」 → 「热乎乎(re4·hu1·hu1)」
「热乎乎(re4·hu1·hu1)」は料理や飲み物、
あるいは人情などを表現する形容詞です。
暖かいココア、アツアツの焼き芋、親切なことをされたときの気持ち。
このような使い方が非常に多いです。
「凉(liang2)」 → 「凉爽(liang2·shuang3)」
「凉爽(liang2·shuang3)」はアイスクリームや冷たい飲み物、
あるいは天気を表現する形容詞です。
ひんやりとした日陰、涼しくて気持ち良い風。
このような使い方もあります。
中国語って、不思議ですね。
こうやって文字を加えたら、
あつさ・さむさ(つめたさ)を楽しむ意味合いに変わることもあります。
逆に、悪い意味合いになる場合もありますので、
みなさんも、使うときに気をつけましょう。
ところで、タイトルの質問、もうお分かりですね。
すべての場合ではありませんが、
「暑い」を「很热(hen3·re4)」、
「アツアツ」を「热乎乎(re4·hu1·hu1)」で表現してみたら良いでしょう。
みなさんも辞書を調べて、似たような単語を探してみませんか。
では、また教室でお会いしましょう!
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