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SARSと向き合った日々(1) 面对非典的日子(三好老师的博客)

大家好!我是三好老师。講師の三好です。

今日はみなさんに日本語で書かれたエッセイをご紹介します。なんと、このエッセイの作者は、中国の方です。

日本語の表現がとても美しく、内容も現在のコロナウィルス下において、とても共感できる部分が多いのではないかと思います。

中国語訳を付けましたので、時間がある方は中国語で読んでみてください。

 

SARSと向き合った日々(1) 面对非典的日子 (陳真著『北京暮らし今昔』より抜粋)

2003の3月2日から4月上旬にかけて、東京へ出張した。二年前にやり残した仕事の後片付けのためである。しも日本のテレビのニュースはイラク問題一色だったが、ちらほら伝えられていた新型肺炎のニュースが、ある日突然トップに躍り出た。事態はどうやら深刻なようだ。
2003年3月2日到4月上旬,我去东京出差了。这是为了整理两年前没做完的工作。那时候日本每个电视台报道的条条都是伊拉克问题,新型肺炎的新闻只是星星点点而已。不过,突然有一天,新馆肺炎的新闻一下子跃居了头版头条。看来事态还挺严重的。

北京からは、仕事が終わった後も日本にまるようにという指示が伝えられ、東京の友人たちも、口々に私を引き止めたが、北京には93歳になる母がいる。夫も同僚もいる。私はジッとしていられなかった。大急ぎで仕事をかたづけ、姉が電話で頼んできたマスク百枚をカバンに詰めると、成田から北京行きの飛行機に乗った。4月29日のことだった。
北京的工作单位通知我做完工作后也得在日本停留,住在东京的朋友们异口同声地劝我不要回国,可是除了今年93岁的母亲以外,丈夫和同事都住在北京,我真是坐立不安。我匆匆忙忙地把工作做完,把姐姐给我打电话要的100只口罩装进包里,马上从成田机场跳上了前往北京的飞机。那是4月29日的事情。

300席のボーイング機に乗客はたった9人。乗務員たちは、全員のマスクをしているが、サービスはいつもの通り至れり尽くせりであった。北京空港はガラガラ。制服姿にいマスクをした職員だけが、やたら目につく。高速道路から第三、第二環状道路に入っても、車は数えるほどしかなく、広い道路がより広く、白っぽく見える。路線バスは走っているものの、運転手と以外にらしいものは見えず、車内はがらきのようだ。
拥有300个座位的波音飞机上,只有9个乘客。虽然空姐们都戴着浅蓝色的口罩,可是她们照常提供着无微不至的服务。北京首都国际机场也空荡荡的。穿着制服、戴着厚厚的口罩的工作人员尤其显眼。从高速公路进入三环路和二环路,行驶的车依然寥寥无几,让宽阔的路显得更加宽阔、苍白。市内的公共汽车虽然运行,可是除了司机和乘务员以外,几乎看不到任何人影,车内似乎稀稀落落的。

あっという間に社宅の表門に着いたが、ふだんとちがって、車は入れない。「部外者立ち入り厳禁」のてが立っている。鉄門の内側に赤いが敷いてあるが、これには消毒液をたっぷり染みこませてあって、出入りする人の靴や自転車のタイヤを消毒するためだそうだ。その上を歩き、居住者であることの証明書を係員に見せ、体温測定を受けて、ようやく中に入れてもらった。
很快就到了公司宿舍的正门,可是跟平时不同,车不能进去。那里立着“外人严禁入内”的告示牌。铁门内侧铺着一张红色的地毯,红地毯上浇满了大量的消毒液,让进出的人的鞋底和轮胎消毒干净。踩上几脚,把居留证明书给工作人员看,量体温,才可以进屋里。

わが家に一歩足を踏み入れると、消毒液のにおいがツーンと鼻をつく。荷物をほどくのはしにして、勤め先からの緊急通達に目を通す。
「無用の外出、社宅内での行き来を禁じる。連絡は電話、FAX、Eメール、郵便を利用すること。病院への出入りを禁じる。万一止むを得ない場合は、許可を得た上で、SARS対策班のスタッフが専用車で同行する。地下鉄、バス、タクシーの使用は固く禁じる」などなど。
一踏进我家里,消毒液的味儿就扑鼻而来。行李还没打开就匆匆忙忙地看了一遍单位的紧急通告。“禁止不必要的外出及公寓内的居民之间的交流活动。务必通过电话、传真、电子邮件、信件取得联系。禁止进入医院。万一不得已的时候,得到许可后,SARS对策小组的防疫人员用包车同行。严禁使用地铁、公共汽车、出租车”等等。

予想外の厳しさにびっくりしたが、無理もない。SARSの恐ろしさは、がしれないこと、ワクチンがまだ作られていないこと、な感染力を持っていることだろう。とにかく感染したら最後、家族はもちろん社宅ぐるみ隔離され、何百人という人に迷惑をかけることになる。大学病院に勤めている夫が、なかなか帰ってこないにも、忙しいだけではないらしい。医者は感染源になりやすいので気を使っているのだろう。
这些严格的程序完全出乎我的意料,也让我大吃一惊。这也算是理所当然的事情了。SARS那么可怕,是因为它不但是一个莫名其妙的病毒,而且具有猛烈的感染力,还尚未研发出来它的疫苗。一被感染就不仅整个家人而且整个公寓都会被隔离,结果会给上百个人添麻烦。在大学附属医院工作的我丈夫很少回家,也是同样的理由。因为医生容易成为病毒的感染源,所以他自己做防疫措施。

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