動画を見る前に、3のクイズに挑戦してみましょう!
答えは動画の中に出てきます。
Q1. 中国語の漢字「勤 qín」には、どのような意味があるでしょうか?
Q2. あっさりとしたスープのシンプルな中華ラーメンを、中国語で何と言うでしょうか?
Q3. ラム肉の串焼きを注文する際、「〜本」と数えるときに使う中国語量詞は何でしょうか?
Q4.動画に出てくる大草原の滑り台は全長何メートルでしょうか?
🎥 今回のレッスン動画
【ヤバすぎ】中国の大草原と超巨大滑り台がこちら😂夢が実現しました!|週末中国・内モンゴル編③
【場面1】01:12 〜 雨の頻度を尋ねるネイティブの自然な表現
一騎さんが旅先の天候についてドライバーの磊磊(Lěilei)さんに尋ねる、日常会話でよく使われる自然なやり取りに注目してみましょう。
一骑:呼伦贝尔下雨多吗? 磊磊?
Yīqí:Hūlúnbèi'ěr xià yǔ duō ma? Lěilei?
一騎:フルンボイルって雨多いの?レイレイ?
磊磊:雨季会多一些。
Lěilei:Yǔjì huì duō yìxiē.
磊磊:雨季の時期はちょっと多くなるかな。
一骑:今年比较多吗?
Yīqí:Jīnnián bǐjiào duō ma?
一騎:今年は比較的多いほう?
磊磊:对,比较勤。
Lěilei:Duì, bǐjiào qín.
磊磊:うん、結構頻繁に降ってるよ。
👉「呼伦贝尔下雨多吗?」で学ぶ口語表現
一騎さんが会話で使っていたこのフレーズは、日常会話でとても便利な言い回しです。教科書通りの正式なルールでは、程度補語を使って以下のように表現します。
正式な形:下雨下得多吗?
「下雨」のように「動詞+目的語」の言葉に程度補語をつける場合、動詞「下」を繰り返して「得+多」を繋ぐのが正式な形です。
会話での省略形:下雨(下得)多吗? → 下雨多吗?
実際の日常会話では「下」と「得」を省いて短く言うネイティブが多く、会話のテンポを保ちやすいため、普段のやり取りではこちらがよく使われます。
👉勤(qín)は本来「勤勉・真面目」という意味ですが、天候や人の行動に対して使うと「頻繁に起こる」「回数が多い」という意味になります。
テキストにはなかなか載っていないネイティブならではの使い方で、ここでの「比较勤」は「(雨が)かなり頻繁に降る」「降るペースが早い」というニュアンスが含まれています。
💡レッスンで使える!実践中国語
日本的梅雨季节时,雨下得很勤。
Rìběn de méiyǔ jìjié shí, yǔ xià de hěn qín.
日本の梅雨の時期は、雨がかなり頻繁に降ります。
我最近来学校来得比较勤。
Wǒ zuìjìn lái xuéxiào lái de bǐjiào qín.
私、最近かなり頻繁に学校に来ているんです。
【場面2】01:29 〜 街で見かける看板フレーズ「清汤面」ってどんな麺?
掲示板に流れる「清汤面」の「清汤 qīngtāng」は、濁りのない澄んだあっさりスープのことです。
出汁にシンプルな麺と薬味を合わせた、中国で広く愛される伝統的な麺料理です。
👉ちなみに、内モンゴルの多くの地域で単に「清汤面」と言うと、基本的には「羊肉スープの麺」を指します。
牛肉など他の肉類を使う場合は「清汤牛肉面」のように明記されます(※チェーン店等では牛肉スープが標準の場合もあります)。
一騎さんが召し上がっていたのも、まさにこの「清汤」ベースの「清汤牛肉面」。
あっさりしつつ旨みが凝縮されており、旅先で胃を休めたい時にもぴったりです。
💡レッスンで使える!実践中国語
今天胃有点儿不舒服,想吃碗清汤面。
Jīntiān wèi yǒudiǎnr bù shūfu, xiǎng chī wǎn qīngtāngmiàn.
今日はちょっと胃の調子が良くないので、あっさりした清湯麺が食べたいです。
【場面3】03:22 / 15:16 〜 街で見かける看板フレーズ「烤串」と「烤羊排」
街の看板に登場する「烤串」と「烤羊排」の文字。
どちらも中国の東北エリア、内モンゴル、新疆などで特に大人気の名物料理です。
それぞれの特徴と使い方をご紹介します。
03:22 烤串:串焼き
👉「烤 kǎo」は「焼く、炙る」、「串 chuàn」は「くし」を意味します。
肉を串に刺して焼き、唐辛子やクミン(孜然 zīrán)などのスパイスを振って食べる、中国の夜市や街角で大人気のソウルフードです。
ちなみに、中国で単に「烤串 kǎochuàn」と言うと、一般的には「羊肉串 yángròuchuàn」のことを指すほど代表的な存在です。
牛肉や鶏肉など他の肉類を食べる場合は、「烤牛肉串」や「烤鸡肉串」のように肉の種類を頭につけて呼び分けます。
15:16 烤羊排:ラムスペアリブ焼き
👉「羊排 yángpái」は羊のスペアリブ(骨付きバラ肉)のことです。
炭火やオーブンなどで大きな塊肉の外側をパリッと香ばしく、中はジューシーに焼き上げた料理で、ナイフで切り分けたり手で持って食べたりします。
東北エリアや内モンゴル、新疆などを訪れたら絶対に外せない本場の看板メニューです。
関連単語:
孜然 zīrán[名詞]:クミン(スパイス)
膻味 shānwèi[名詞]:(羊肉などの)くせ・臭み
💡レッスンで使える!実践中国語
我一次能吃10串羊肉串。
Wǒ yí cì néng chī shí chuàn yángròuchuàn.
私は一度に羊肉串を10本食べられます。
烤串少放点儿辣,多放点儿孜然。
Kǎochuàn shǎo fàng diǎnr là, duō fàng diǎnr zīrán.
串焼きは唐辛子を控えめにして、クミンを多めにしてください。
这个烤羊排一点儿膻味都没有,很好吃。
Zhège kǎo yángpái yìdiǎnr shānwèi dōu méiyǒu, hěn hǎochī.
このラムスペアリブは臭みが全然なくて、すごくおいしいです。
🐼一騎さんから一言:
内モンゴルのフルンボイル観光はとにかく大草原観光です。大草原を眺めたり、滑り台をしたり、乗馬をしたり、そういう旅です。常にアウトドアです。なので、雨が降ると観光がしづらくなり、せっかく遠くまで行ったのに残念!ということになります。自分が行ったときも、最高だった1日目の後は2日目と3日目の午後まで雨が続いて、とてもやきもきしました。磊磊が言っていたように、草原のベストシーズンである夏は雨が比較的「勤」らしいです。天気予報上も雨マークが多かったのですが、過度な心配も不要です。というのも、雨はずっと降り続くというよりは、降ったり止んだりという降り方が多い印象でした。一騎探検中の動画を見て、今年の夏にフルンボイル旅行に行っている日本人の方が結構いますが、皆さん、そのようなレポートを現地からしてくださっています!(そして、皆さん最高の旅行になっているようです!)
また、コラム内で紹介があったように、内モンゴルには様々なグルメがありました。特に有名なのは羊肉です。羊肉は独特な「膻味」が苦手な方もいると思いますが、フルンボイルの羊肉は「膻味」がほとんどなく、柔らかさとジューシーさでとても美味しかったので、現地に行く方にはぜひ試してみてほしいです!その他にも内モンゴルで食べたものはかなり美味しいものが多かったのがとても印象的でした。
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🖋 今回のコラム執筆:金先生 
プロフィール:
中国・天津市出身。国際漢語教師協会が認定する「ICA国際漢語教師職業資格(上級)」を保持。渋谷校マネージャーを務める傍ら、その確かな指導力と情熱あふれるレッスンで多くの受講生から厚い信頼を寄せられている。
前職での出張や旅で中国全28もの省・直轄市を巡破した異色の経歴の持ち主。各地のリアルな情勢や風土、ディープな食文化を知り尽くしており、単なる語学指導にとどまらない「生きた知見」が学べるレッスンは大好評。「真面目で努力家、理解できるまで根気強く寄り添ってくれる」と受講生からの評判も非常に高い。
プライベートでは他国料理の研修、中国酒の探求を楽しむほか、ボディメイクやヘルシーな食習慣へのこだわりなど、自分磨きを怠らない姿勢も魅力。その親しみやすく豊かな人間性で、多くの受講生から深く慕われている。初心者から上級者まで、学習者の「なりたい姿」を温かく力強く手厚くサポートしている。
金先生からのメッセージ:
一騎さんの動画を見ていると、360度の大草原がリアルで本当にワクワクしますね!動画で一騎さんが超巨大滑り台(中国語では滑草 huácǎoと言います)を無邪気に楽しんでいる姿を見て、私も以前内モンゴルで一面の緑に包まれた時の爽快感を思い出しました。草原で乗るカートをはじめ、秋の滑砂 huáshā(砂すべり/サンドボード)や冬のスキーなど、一年中遊べる魅力にあふれた場所です。
そして、動画の中でも一騎さんが美味しそうに堪能されていた「本場のグルメ」!中国北方の食を支える内モンゴルは朝から肉や牛乳、羊乳などを楽しむ街で、お肉好きには天国です。動画にも登場した定番の烤串 kǎochuànはもちろん、私の一押しは一騎さんにもぜひ味わってほしい伝統の紫铜火锅 zǐtóng huǒguō(伝統的な紫銅の鍋で楽しむ火鍋)です!あっさりスープに濃厚なゴマダレを合わせる新鮮な羊肉は絶品で、私も行くたびに大食いしてしまいます。
一騎さんのように「現地で全力で楽しむ姿」をイメージすると、中国語の学習はもっとワクワクするものになります。「今度は自分の言葉で注文して旅を満喫しよう!」という目標を胸に、一緒に楽しく学んでいきましょう!
再见!