コンビニのタピオカは、本当のタピオカではない。
最近、日本ではタピオカブームが起こっています。
並び時間2時間ほど人気の飲み物になって、
コンビニでもタピオカを売るようになりました。
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並ばずにタピオカを飲めるのが魅力的かもしれませんが、
実は、本場の台湾では、タピオカはコンビニで売るものではありません。
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というのも、
タピオカとは、
トウダイグサ科のキャッサバの根茎から製造したデンプンのもので、
粒々感を保つために、長時間での煮込みが要され、
堅くさせないように、ミルクティーを入れる直前に、タピオカを入れるのです。
もしタピオカをミルクティーに入れたまま放置されると、
タピオカが吸えないほどカッチカチになってしまうので、
作り置きは出来ないのです。
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コンビニのタピオカは、だいたいコンニャクかナタデココで作られたもので、
食感はキャッサバで作られた本物のタピオカと全く違います。
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台湾旅行に行かれたときに、
コンビニでタピオカが見つからなかったら、
がっかりされないでくださいね。
本場の台湾では、タピオカはコンビニで売りませんから。