「把」、「将」和「拿」
三つとも「持つ」という意味を有する動詞から転じて、介詞(前置詞)として用いられる。
「把」と「将」は動作、行為の対象を導き、後ろに続く動詞(または動詞句)はその特定の対象に何らかの処置を加えることを表す。(……を)
例:1、请把/将教科书合起来。(教科書を閉じてください。)
2、把/将这封信给李老师。(この手紙を李先生に渡して。)
3、他把/将鞋脱了。(彼は靴を脱いだ。)
4、容易地把/将大石块举过头顶。(大きな石を軽かると頭上に持ち上げた。)
「将」は書き言葉に用いられることが多い。
「拿+目的語」の介詞フレーズは後続の動作、行為の手段や方法を表す。「……で、……でもって」。「将+目的語」もそういう意味あるが、主に四字熟語などの決まり文に現れる。
例:1、拿笔写字。(ペンで字を書く。)
2、拿事实证明。(事実で証明する。)
3、将功补过(功でもって過ちを償う。)
4、将心比心(己が心でもって人の心を知れ。)