謎の物体 杨树花・杨絮
大家好!
ハオ中国語アカデミー渋谷校です。
本日は、W老师による中国レポートをお届けします。
中国に一時帰国中のW先生からこんな写真を送ってもらいました。
これ、みなさんご存知ですか。
虫!? 植物!? 一体なんでしょうか。。。
これはヤナギ(ハコヤナギ)の木の花
“杨树花 yángshùhuā” です。
中国全土に広く分布している木で、“杨树花 yángshùhuā” は
別名 “杨树穗 yángshùsuì” とも呼ぶそうですよ。
このような木の“花”です。 ↓
3月末~5月にかけて開花するものですが
実は杨树花の実が裂けると、中から綿が出てきます。
その綿は中国語で “杨絮yángxù” といいます。
杨絮の存在が、実は大きな問題で、中国での生活を脅かしているようです。。
杨絮は日本の花粉症の元になっているスギ花粉よりも
はるかに大きな綿なのですが
それが鼻炎など呼吸疾病の原因に繋がるようです。
“杨絮过敏”(アレルギー)に悩まされる方も多いようですね…
地域によっては吹雪のように綿が舞う光景も見られるそうです。
どんな様子かはGoogleや百度で「杨絮」で画像検索をかけると、一発で出てきますよ。
吹雪にも似た、かなりインパクトのある光景です。。。
日本にいる間は十度の花粉症に悩まされているW先生ですが
中国では症状がだいぶ軽くなり、快適に過ごせているとのことです!よかったですね。
しかし、中国では別の問題がありますね。
ちなみに、W先生は23日(土)からまた当校に戻ってきますので
中国でのことをいろいろきいてみましょう。