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新宿校の日々の様子やコラムをお届けします。

先生インタビュー

大家好!

みなさん、こんにちは。

今日は先生へのインタビューをお届けします♪

前回は、倪逸舟先生へのインタビューをお届けしました。

→ その時の模様はこちらをご覧ください

そして今回、朱安寧先生に突撃してみました!

それでは、どうぞ☆

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・それでは朱先生、よろしくおねがいします。

はい、お願いします!

 

・朱先生は江蘇省の出身なんですよね、どんなところですか?

江蘇省の一番北の方にある、連雲港市 (连云港市 Liányúngǎngshì)というところの出身です。今は江蘇省ですが、もともとは山東省に属していた場所なんです。だから、方言は山東省のものに近いんですよ。

 

・そうなんですね! では、なにかおもしろい方言はありますか?

たとえば、日本語の「庭」は、普通話では “院子 yuànzi” と言いますが、それは “当天子” と言います。それから、「へそ」の  “肚脐dùqí” は “肚眼子”と言いますね。 「椅子の脚」の “桌腿 zhuōtuǐ” は “桌腿子” と言い、最後によく “子” をつけます。(※方言での言い方ですが、発音が普通話のもの大分異なるようでしたので、ピンイン表記を割愛させていただきます。気になる方はレッスンで先生に聞いてみてくださいね!) 

発音では、巻き舌音がないんですよ!音もちょっと変わるところがあります。 “sh” の音が “x” に変りますね。“上课” は普通話では “shàngkè”と言いますが、方言では “xiǎngkè” になります…でも、本音を言うと、今ではもう普通話を話す方が大分ラクに感じるんです。

 

・食べ物などで、なにか有名なものはありますか?

いろんな料理を巻いて食べる、“煎饼 jiānbing”というものがあり、主食代わりによく食べるんです。朝ご飯のときにはおかゆと一緒に食べたりしますね。食べ物以外では、秦の始皇帝に仕えた、“徐福 Xú Fú”のゆかりの地として有名ですし、あとは、西遊記の物語のなかでの、孫悟空が生まれた山で有名な“花果山huāguǒshān”もあるんですよ。

 

 ※花果山の入り口、このような感じだそうです。↓huaguoshan

 

・日本語や日本の文化に興味を持ったきっかけは何ですか?

高校の担任の先生にすすめられて始めました。英語に比べて学習者が少なく、可能性があると思ったんです。もともと、日本のアニメにも興味がありました。発音が英語よりも簡単だと思います。実は、韓国語も独学していたこともあるんですよー。

 

・学生時代から今まで日本語を勉強してきて、難しいと感じたところはありましたか?

助詞 (に、は、が、で…)の使い分けが難しいです。実は生徒様に影響されて、最近また日本語の勉強を始めました。生徒様の中にはお仕事で忙しいにも関わらずHSKの前に夜中の2時まで勉強してから翌日のレッスンにいらっしゃる方もいるんですよ。そんな姿を見て、私も負けていられないな、と感じました。「Jテスト 実用日本語検定」という試験があるのですが、それに再チャレンジしたいです。

 

・えっ、すごいですね。じゃあ今後何か目標があるんですか?

この試験、以前受けた時の成績は準Aだったのですが、今後はさらに上のAやA+を目指していけたらいいですね。

 

・いちばん好きな日本食は何ですか?

お寿司のツブガイが好きですね。もともと生の魚が苦手でしたが、お寿司に何回かチャレンジするうちに好きになってきました。わさびも、殺菌作用があると知ってからは頑張って食べています。納豆も美味しく食べられますよ。ネバネバは肌にいいと聞いたので…でも、梅干しがのったご飯はあまり好きではないですね。あと不思議なのは、みそ汁です。日本食は全体的に味が薄いはずなのに、みそ汁だけは味が濃くて、どうしてあんなに塩辛いのか、不思議です。やっぱり普段の料理では中華を作るのが好きですね。

 

・日本に来て、何かびっくりしたことはありますか?

区役所や、入管の係員の方が優しかったことに驚きました。以前入管に行ったとき、ビザ更新手続きのため窓口に並んでいたのですが、間違えた列に並んで、気づかないまま2~3時間待っていました。自分の番が来て初めて、並ぶべき窓口が別のところにあると分かったんですが、こちら側の間違いだったにもかかわらず、逆に係員の方に「しっかりと案内が出来なくて申し訳ありません」と、謝られてしまいました。中国では絶対にないことだと思います。

 

・そうだったんですね!来たばかりの頃は驚いたでしょうね。他には何かありますか?

あとは、中国に比べて女性のお化粧がみんなバッチリですよね。また、社会人として働いている人はみんな服の色が落ち着いているのも印象的ですね。ビジネスにふさわしい色というか…中国では色は着たいものをきるというか、あまり気にしないと思います。他には…日本では、役所や会社で事務作業をしている人のなかで腕カバーをつけている人をたまに見かけます。実は、中国では腕カバーは普通は小学生が付けるものなので、驚きましたね(笑)

 

・東京のほかに日本国内でどこに行ったことがありますか?

宮崎や横浜などに行きましたよ。宮崎の方言、語尾が難しいときがありましたが、大体の内容は分かりましたよ!あと、東京は都会であるにもかかわらず、緑が多いですね。晴れた夜には星が見えるのがいいですよね。

 

・これから行ってみたいところはありますか?

伊豆に行ってみたいです!川端康成の『伊豆の踊子』を読んで、行ってみたくなりました。意外と東京から近いみたいですよね。

 

・レッスンで心がけているのはどんな部分ですか?

事前の準備は念入りにするようにしています。たとえば、レッスンのなかで例文をつくるときには、生徒様の職業や興味のあることにも配慮をしています。レッスンの時に言えたことを、実際の生活や旅行先で使えるものにするなど、実際に活かせられるよう工夫しています。中国文化に興味のある生徒様の準備をするときには私自身も勉強になります。今後も生徒様が楽しく中国語の練習ができるレッスンを心掛けていきたいです。みなさんこれからも頑張りましょうね!

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朱先生、ありがとうございました。

いつも真面目で熱心な朱先生、レッスン中の教室からは、生徒様との明るい笑い声がよく聞こえてきます。

地元の人がよく食べるという“煎饼”、食べてみたいですね。

驚いたのは腕カバー!中国では普通は小学生がつけるものなんですね、知りませんでした!

秋口にはまた日本語の試験も控えているそうです。

ハオ新宿校でのレッスンと試験勉強の両立に、早くも気合が入っているみたいですよ。

先生へのインタビュー、次回もお楽しみに☆☆

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