【2024年最新】「全国通訳案内士試験」中国語の合格者数や合格率はどれくらい？合格者の声もご紹介します！

投稿日: 2024年3月16日更新日: 2024年3月18日

【2024年最新】「全国通訳案内士試験」中国語の合格者数や合格率はどれくらい？合格者の声もご紹介します！

大家好！　ハオ中国語アカデミー飯田橋校です。

2023年度全国通訳案内士試験の最終合格者が先月発表されました。そのうち、中国語の合格者は31名と、例年通り英語以外の外国語ではトップの合格者数となっています。合格率は9.7%と、昨年の11.9％を2.2ポイント下回って再び10％を切るという難関試験でした。過去５年間の推移を見てみると、2020年以降にコロナ禍で受験者が大幅に減ったことを除けば、全体の動向に大きな変動はないように見受けられます。ただ、筆記試験の合格率が上昇傾向にあることと、2次試験の合格率がやや下降気味である傾向がみられます。やはり2018年から二次の口述試験に「ホスピタリティ重視」の審査を導入したことにより、二次試験の難易度が上がったことが考えられるでしょう。

●全国通訳案内士試験中国語受験状況（2019～2023年）

実施年度	2023	2022	2021	2020	2019
受験者	319人	320人	343人	421人	707人
1次合格者	54人	65人	47人	42人	83人
1次合格率	18.1％	21.9％	14.7％	10.8％	9.4％
2次受験者	73人	84人	67人	70人	98人
合格者	31人	38人	25人	29人	47人
2次合格率	43.1％	45.2％	37.3％	41.4％	48％
合格率	9.7％	11.9％	7.3％	6.9％	6.6％

出典：全国通訳案内士試験受験者及び合格者数・合格基準

■ハオ飯田橋校では4名が合格の快挙！

全国通訳案内士試験は国家試験ですので、司法試験や医師国家試験と同様、官報に合格者氏名が掲載されます。英語は圧倒的に日本人のお名前ですが、中国語では中華系のお名前もわりと見られますので、もともと中国語のコミュニケーション力が高い合格者も一定数含まれているようです。31名の中国語合格者の中から、日本人受験者と思われる方のお名前だけを抜き出してみると、約20名ほどとわかります。このうちハオ中国語アカデミー飯田橋校で口述試験対策を受講された日本語母語話者の生徒様が4名含まれています。皆さん、1次試合格後にまったくの準備なしの状態から受講を始めた生徒様ばかりでしたが、見事難関を突破されています。

参考：インターネット版官報　令和6年2月2日　号外第27号

■合格者の方にお話を伺いました！

今回は、ハオ中国語アカデミー飯田橋校で口述試験対策講座を受講して、見事合格を勝ち取った福澤学さんにお話を伺いました。

全国通訳案内士中国語口述試験対策講座受講

2023年度全国通訳案内士試験中国語合格

福澤　学さん　

──福澤さん、今回の合格まことにおめでとうございます！　まずは、今のお気持ちを率直にお聞かせください。

「嬉しいの一言です。社会人になってから10数年経ちましたが、諦めずチャレンジすれば何歳になっても道は開けるんだと、改めて思いました。」

──１次試験の筆記試験もかなりの狭き門だったと思いますが、２次試験はどのように対策なさったのでしょうか？

「口述試験対策をしたくても、中国語の場合は参考書が見つかりません。勉強方法もわからなかったためインターネットで中国語教室を探したところ、いくつかの語学学校が見つかりました。ハオ中国語アカデミーは全国通訳案内士の口述試験対策講座を開いており、問い合わせたところ直ぐに返事をいただけ、感じもよかったのが決め手でした。」

──ハオ飯田橋校で口述試験対策講座を受けてみた感想はいかがですか？

「過去問題をハオ中国語アカデミーが独自に分析しており、講師の方も出題傾向をよく把握されていると思いました。出題率の高いものから、毎回異なるテーマで数をこなし、知識量を増やせたこと、そして何より強化すべきポイントを的確にアドバイスしてくださるので、毎回着実にレベルアップしていると実感できる内容でした。」

──試験本番直前に行われた「模擬口述試験」にも参加していただきましたが、受けてみてどうでしたか？

「とても役に立ちました。試験前に控室で待機するところから始まり、本番と全く同じ流れで模擬試験を行うので、心に余裕をもって本番の口述試験に臨めました。また、専門の講師からフィードバックもいただけるので、本番までの残り僅かな期間、何を強化すればよいか把握することができます。」

──最後に、これから全国通訳案内士試験を受ける方々にアドバイスなどあればお聞かせください。

「全国通訳案内士になるからには、単に外国語による観光案内だけではなく、日本の文化、伝統、精神なども外国の方に知っていただき、日本を好きになって帰ってもらいたいものです。そのためには、日頃から様々な伝統行事に触れ、体験しておくとよいでしょう。口述試験はどれだけ自国のことを知っているかが鍵になります。」

──ありがとうございました！これからのご活躍を期待しております！

■合格のカギは、観光データの分析とホスピタリティ！

全国通訳案内士試験は、1次試験の筆記試験で全科目合格基準点クリアが求められます。特に「一般常識」科目はニッチな内容がよく出題されますので、観光白書や政府発表の統計データなどをよく読みこんで準備しておく必要があります。また、それと同時に2次の口述試験対策も並行して行うことが重要です。面接での口述試験は、高いスピーキング力と通訳ガイドとしての即応力やホスピタリティが総合的に問われる適性試験です。時間をかけて取り組んだ人が最後に勝利をつかみ取ります。

■合格にむけた最適なコースで対策を！

ハオ中国語アカデミー飯田橋校が、中国語中級学習者、上級学習者の方に向けて開講中の全国通訳案内士試験対策に対応するコースです。

●中国語通訳案内士基礎力アップ講座

通訳案内士を目指す方を対象として、ガイドの足腰を鍛える基礎的な訓練を行える講座となっています。全国通訳案内士試験の受験をお考えの方や、中国語で接客したい中上級者の方にピッタリのアウトプット強化トレーニングコースです。

>>>詳細を見てみる

●中国語中上級作文特別講座

作文と口頭スキルの両方をアップできる特別講座です。全国通訳案内士試験の筆記外国語科目は、HSK6級の合格者が受験免除になりますので、HSK6級証書を効率よく取得したい方におススメです。中国語でのアウトプットに自信がない中級以上の学習者の方にも最適です。

>>>詳細を見てみる

＼まずは入学金0円になる無料体験レッスンへ！／