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博多校の日々の様子やコラムをお届けします。

カテゴリー: その他

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はじめて台湾に行った日本人は、

「捷運」Jiéyùnというまったく見慣れていない漢字に困惑します。

「地下鉄」はなぜ台湾では「捷運」Jiéyùnと呼ばれるのでしょう?

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「捷運」Jiéyùnは、約20~30年前に、

台湾に新交通システムを導入する際に、

「快捷運輸」Kuàijié yùnshū(高速輸送)から来た新しい言葉です。

つまり、「地下」ではなく、「高速」のを強調するのです。

もともと、台湾の初めての「捷運」Jiéyùnは全然「地下」ではなかったので、

「地鐵」Dìtiěと言ったらまったくピンと来ないのです。

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台湾旅行に行ったら、ぜひ「捷運」Jiéyùnに乗ってみてくださいね!

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台湾の旅行事情、台湾中国語(台湾華語)について

もっと詳しく知りたいなら、

こちらをクリックしてください!

 

 

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台湾に旅行に行ってこられたある生徒様は、

「台湾のお茶は甘すぎ!」とおっしゃっていました。

 

日本では、レモンティーやミルクティーなどなら、

確かに砂糖が入っていますが、

お茶といえば、緑茶やむぎ茶など、

砂糖が入っていないのが普通でしょう。

だが台湾では、お茶=砂糖が入っているのが普通です。

お茶だけではなく、あらゆる飲み物には、

とにかく砂糖が入っているのが多いのです。

コンビニに置いてあるお茶は大体砂糖が入っています。

甘いお茶に慣れない日本人にとっては、あまりにも微妙な味なのでしょう。

 

もし砂糖の入っていない「普通」のお茶を飲みたいならば、

「無糖」wútáng のお茶を探すべきです。

 

また店の人にこう訪ねれば良いです:

「這個茶是無糖的嗎?」

Zhège chá shì wútáng de ma

このお茶は無糖(砂糖なし)ですか?

 

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九州から近いし、物価も安くて人気の台湾。

旅行に行ったら、まず絶対食べておきたいのは、台湾有名な屋台グルメでしょう!

が!台湾屋台料理は、けっこう辛いものがあります。

辛くないものでも、唐辛子粉などをかけて食べるのが多いのです。

しかも外見からなかなか判断できなくて、どうしたらいいでしょう?

 

この一言で店員に聞けばOK!!:

這個會不會辣?(これは辛いですか?)

Zhège huì bú huì là?

 

そして、このように答えられます:

 

會辣。(辛いです。)

Huì  là

 

不會辣。(辛くないです。)

Bú huì là?

 

 

いかがですか?台湾で実際に使ってみてくださいね!

 

 

 

ものを頼むときに、もう一つほしいなら、どう言えばいいでしょう?

台湾では、おかわりとか、無料でもう一つ付くのがよくあるので、

必要があれば、遠慮なく言ってみてくださいね!

まずは、~していいですか?という文型は

可以~嗎?」を使います。

「もう一つ~」を言うなら、動詞の前に「」を入れればOKです

 

例えば:

可以再給我一杯茶嗎?

Kěyǐ zài gěi wǒ yì bēi chá ma?

お茶もう一杯もらえませんか?

 

 

可以再給我一雙筷子嗎?

Kěyǐ zài gěi wǒ yì shuāng kuàizi ma?

お箸もう一膳もらえませんか?

 

これはものを頼むときにだけではなく、

「もう一度してもらえませんか」のときにも使えます。

 

例えば:

 

可以請你再說一次嗎?

Kěyǐ qǐng nǐ zàishuō yí cì ma?

もう一度言ってもらっていいですか?

 

 

可以請你再寫一次嗎?

Kěyǐ qǐng nǐ zài xiě yí cì ma?

もう一度書いてもらっていいですか?

 

よく聞き取れなかったり、読めなかったりするときに、

必ず言ってみてくださいね!

台湾VS九州

台湾は福岡から飛行機で2~3時間という、

結構近いところですが、

大きさはどんなのかあまり知らないんですよね?

 

実際に比べてみたら、

台湾は九州とほぼ同じ大きさです。

台湾は九州よりちょっと小さいです。

台湾を一周回ると、九州を一周回るとほぼ同じでしょうか。

しかも台湾の最大都市は北部の台北で、

新幹線も西部のみ走っているので、

九州とほぼ同じですね。

 

「台湾は九州より少し小さいです。」

 

台灣比九州小一點

Táiwān bǐ jiǔzhōu xiǎo yīdiǎn

 

きょうのテーマは、「安くしてください」は、何と言うのでしょうか?

こういうふうに思っていませんか:

安い→便宜 ~てください→「請」

 

正解は「便宜一點」Piányí yìdiǎn

なんと動詞は要らない!

そう、中国語は本当は動詞がなくても、

文が成立する場合もありますよ。

もし本当に動詞を使うなら、こういうふうに言います:

「算我便宜一點」Suàn wǒ piányí yìdiǎn

 

計算の算を使うのですね。

 

なお、台湾では今屋台と店問わず、ほぼ値札がちゃんとついてあるので、

あまり安くするのは難しくなってくるかもしれませんよ~

 

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日本語の「すみません」は、いろんな場面で使います。

それに当たる中国語「不好意思 bù hǎo yì si」も

ものすごく便利なフレーズです。

特に台湾では、

詫びるの時以外、たくさんの場面にも使われています。

依頼したい時にとりあえず「不好意思 bù hǎo yì si!」を言うのです。

これは中国ではあまり使われていない表現だそうですよ。

 

では、いろんな場面の「不好意思 bù hǎo yì si」を見ていきましょう!

 

1.
何かを尋ねる前に

(よく「請問 qǐng wèn」(お尋ねしますが)と一緒に使う)

 

不好意思,請問,車站在哪裡?
Bù hǎo yì si, qǐng wèn, chē zhàn zài nǎ lǐ?

すみません、駅はどちらですか?

 

不好意思,這附近有銀行嗎?
Bù hǎo yì si, zhè fù jìn yǒu yín háng ma?

すみません、この近くに銀行はありますか?

 

 

2.
店員を呼ぶ時、人を呼び止める時

 

不好意思,我要點餐。
Bù hǎo yì si, wǒ yào diǎn cān.

すみません!注文します。

 

不好意思,你的東西掉了。
Bù hǎo yì si, nǐ de dōng xi diào le.

すみません、落し物です。

 

 

3.
人込みを通る時

不好意思,借過一下
bù hǎo yì si, jiè guò yí xià
(「借過 jiè guò」は、通「過」する道を「借」りるような意味)

 

すみません、通ります。

 

いかがですか?万能の言葉でしょう?

台湾に遊びに行ったら、とりあえず「不好意思 bù hǎo yì si」を言えれば、

あなたも結構の台湾通になりますよ!

 

 

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台北で旅行するなら、やはり地下鉄が一番便利ですね。

台北の地下鉄路線は8つあって(2020年07月現在)、

福岡より路線が多いですよね。

 

しかし、

台北で地下鉄に乗るなら、あれ?漢字の「地下鉄」が見当たらない…?

道を聞いても、学校で勉強した「地铁 dìtiě」は通じない…?

なんで??

 

実は、台湾では「地下鉄」という概念はありません。

台湾では、福岡地下鉄に当たる都市鉄道のシステムは、

捷運 jiéyùn」と言います。(英語表記はMRT)

全然見慣れない漢字ですね!

 

そもそも、台湾で初めて開通した「地下鉄」は、

全線高架橋の線路で、地下線路は1キロもない「地鉄」でした。

よって、「地下鉄」という言葉は、

最初から台湾にとって馴染みはありませんでした。

 

だって地下じゃないもん!

 

その代わりに、「都市で【捷】(はや)く【運】輸するシステム」という意味合いで、

新しい言葉「捷運 jiéyùn」を作ったと言われています。

日本の地下鉄≒台湾の「捷運 jiéyùn」、のような表現になりました。

地下とは限りませんからね。

 

よって、台北で移動するなら、

まず「捷運 jiéyùn」の文字を探してみましょう!

 

 

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台湾の外食文化は結構盛んなので、

 

店で食べ物を注文するときに、

 

日本と同じ「お持ち帰りですか」「店内で召し上がりますか?」

 

と聞かれるのです。

 

ですが、日本では「持ち帰り」か「店内」かのどちらだけ聞くのに対し、

 

台湾ではセットで「內用,還是外帶?」(Nèi yòng, háishì wàidài)を聞くのです。

 

內用 Nèi yòng」は「店内で食べます」

 

外帶 Wàidài」は「持ち帰りです」

 

この言い回しは台湾しかないようです。

 

答えるときにも、「內用」または「外帶」を答えればいいです。

 

結構便利な一言ですよ!

 

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忙しい日々に、自炊するなら肉じゃがが一番便利ですね。

ジャガイモは中国語で「土豆tǔdòu」といいます。

に埋まっているから「土豆tǔdòu」、結構分かりやすいですね。

 

ところが、台湾に赴任に行ったある生徒様は、

現地で「土豆tǔdòu」を買おうとしたら、

出されたのはなんとピーナッツでした。

 

そう、中国語の標準語での「土豆tǔdòu」は、「ジャガイモ」を指すが、

台湾の中国語では「土豆tǔdòu」「ピーナッツ」の意味です。

台湾の中国語で「ジャガイモ」を言うなら、

日本の昔の漢字の「馬鈴薯」で言うのです。

 

つまりこんな感じです:

ジャガイモ(日)=土豆tǔdòu(中)=馬鈴薯mǎlíngshǔ(台)

ピーナッツ(日)=花生huāshēng(中)=土豆tǔdòu(台) (「花生」は台湾でも言います)

 

台湾で「土豆tǔdòu」(ピーナッツ)は、方言から来た言い方だそうです。

何ていうややこしいでしょう。

でも台湾人に言わせれば、

「ピーナッツ」こそ「に埋まっている」じゃないの?

となるようです。

 

言われてみれば確かに…

 

というわけで、中国と台湾は、漢字の違いだけでなく

モノの言い方も違いがありますよ!

くれぐれも間違わないようにね!

 

 

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