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名古屋校の日々の様子やコラムをお届けします。

【蘇州】中国の美しい田舎で茶摘みしてみた(蘇州旅行の穴場スポット)  

―中国旅行クリエイター・一騎さんとのコラボ連載― 

弾:蘇州中国の美しい田舎で茶摘みしてみた(蘇州旅行の穴場スポット)
皆さん、こんにちは! 

今回の舞台は、洗練された都市と美しい水郷の風情が共存する上海・蘇州(そしゅう)です。 

一騎さんの動画から、移動やホテル、グルメなどのリアルなシーンを通して、生きた中国語表現を学びましょう!今回は中国の高級緑茶「碧螺春(へきらしゅん)」の茶摘みやお茶作りなど、文化的な見どころも満載です。 

「見て終わり」ではなく、次のレッスンで実際に使うことを意識して読んでみましょう。 

 

🎥 今回のレッスン動画 

【衝撃】1キロ10万円超の中国茶!?中国の美しい田舎で茶摘みしてみた(上海/蘇州旅行の穴場スポット)|週末中国・上海蘇州編①【重慶】知られざるもう一つのマリーナベイサンズ。正体が衝撃すぎた|週末中国・重慶編③ 

 

https://youtu.be/0kscQttjpBc?si=4IbDsm5PquJlwTxa 

【場面】 01:31 「网约车」って何ですか? 

上海の空港に到着した一騎さんが、ホテルへの移動のために手配したのが「网约车wǎng yuē chē)」です。 

これは「インターネット(网)で予約(预约)する車(汽)」の略で、いわゆる「配車アプリで呼ぶ車(ネット配車タクシー)」のこと。 

現在の中国では「DiDi(滴滴出行)」などのアプリを使った移動が完全に主流になっており、街中で流しのタクシーを拾うよりも一般的で、綺麗な車が来ることも多いです! 

 

💡 旅行で使える!実用的な中国語
【例文】 

请问、在里等网约车 

qǐngwèn, zài nǎlǐ děng wǎngyuēchē?) 

すみません、ネット配車の車はどこで待てばいいですか? 

👉最近の中国の空港や大型駅には、「网约车」という専用のスペースが設けられていることがほとんどです。迷ったらこのフレーズで空港のスタッフや周りの人に尋ねてみてくださいね  

【場面2】 01:48 〜 独特な民宿オーナーからのくだけた一言
一騎さんが深夜3時にようやく民宿に到着した際、遅い時間にもかかわらず温かく迎え入れてくれたオーナーさんとのやり取りに注目してみましょう。
一騎:谢谢 不好意思 

xièxie bùhǎoyìsi 

ありがとうございます、すみません 

 

民宿オーナー:没事没事 

méishì méishì 

大丈夫、大丈夫 

 

👉教科書で「大丈夫です」「気にしないで」と習うとき、真っ先に「没关系(méi guānxi)」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか? もちろんこれも正解ですが、実際の日常会話、特に親しい間柄やフランクな場面では「没事(méi shì)」がよく使われます。 

動画のオーナーのように「没事、没事〜!」と繰り返すと、「あぁ、全然気にしてないよ!」「大したことないから大丈夫!」という、より優しく、くだけたニュアンスが相手に伝わります。とても温かさを感じる一言ですね。 

【場面3】茶畑に入った一騎さんに、現地のおばちゃんが言った就是」は? 

09:33 「就是枇杷」 

zhèjiùshì pípá まさにこれがビワだよ 

09:36 「就是碧螺春」 

zhèjiùshì bìluóchūn 

まさにこれが碧螺春だよ 

 

ここで使われている「就是(zhè jiùshì)」は、事物をはっきりと指し示し 

強調して紹介するときに使います。ただの「これは〜です」とはどう違うのでしょうか。 

是枇杷(zhè shì  

日本語:これはビワです。 

👉単なる名前の紹介です。感情を交えず、平淡に説明する時に使います。 

 

就是枇杷(zhè jiù shì  

日本語:まさにこれがビワです。 

👉強調や確認のニュアンスが入ります。「そう、これこれ!」「これが実物だよ」と、 

お目当てのものを特定してはっきりと提示する時に使います。 

日本からやってきた一騎さんに、「これがお目当てのビワだよ」と目の前の実物を 

しっかりと示してあげる、現地ならではのリアルな会話表現ですね。 

 

💡レッスンで使える!実践中国語 

対面レッスン中、持ってきた教材やノート、スマホの画面を先生に手元で見せながら 

「ここが聞きたかったです!」と伝えるときにぴったりの万能フレーズです。 

就是我不会的地方。 

zhèjiùshì búhuì de dìfang.) 

ここが(まさにここが)、私の分からないところです。

 

【場面4】 12:58 字幕にない本場の中国語、聞き取れる? 

お茶摘みのおばちゃんが、一騎さんに優しく声をかけるシーンです。 

12:58 「我去品茶吧」 

wǒmen pǐnchá ba 

お茶を味わいに行きましょう 

 

実はこの直後、おばちゃんが字幕には入っていない「リアルな本音」をボソッと言って 

ます。正解は、、 

 

 

👉「口渴了(kǒukě le / のどが渇いた)」です! 

動画を巻き戻してこの「隠れセリフ」が聞き取れたら、リアルな中国語がバッチリ耳に馴染んでいる証拠です!【場面1】5:11 絶叫アトラクションで使える中国語!
 

この場面は中国語字幕がなく、周囲の音で少し聞き取りづらいかもしれませんが、ネイティブがよく使うリアルな一言です。ぜひ耳を澄ませてみてください。 

5:11 

游客:啊,我不敢。 

Yóukè: Ā, wǒ bù gǎn. 

(観光客:あぁ、怖くてできない……) 

5:25 

工作人:把眼睛开! 

Gōngzuò rényuán: Bǎ yǎnjing zhēngkāi! 

(スタッフ:目を開けて!) 

💡 「敢(gǎn)」ってどんな意味? 

「敢」は、”~する勇気がある”という意味の助動詞です。日本語では「怖くてできない」「気まずくて言えない」「勇気が出ない」など、状況によって訳し方が変わりますが、中国語では「不敢(bù gǎn)」を使うだけで、心理的なハードルを自然に表現できます。 

【例文】 

  • 我不敢一个人去。 

Wǒ bù gǎn yí ge rén qù. 

(ひとりで行く勇気がありません。) 

  • 老板在,我不敢 

Lǎobǎn zài, wǒ bù gǎn shuō. 

(上司がいるので、怖くて言えません。) 

  • 不敢 

Bù gǎn wèn. 

(聞きたいけれど、聞く勇気が出ません。) 

  • 你敢 

Nǐ gǎn ma? 

(やる勇気ある?) 

👉 友人同士のちょっとした挑発やゲームの場面でよく使われます。 

 

【場面2】7:25 機械アナウンスに耳を傾けてみよう 

 

自動撮影のスポットでは、次のようなアナウンスが流れています。 

「3、2、1,拍完成!」 

Sān, èr, yī, pāishè wánchéng! 

(3、2、1、撮影完了!) 

👉 ちなみに、この「拍完成」は少し硬い機械的な表現です。日常会話で「撮れたよ!」と言いたい時は、次のようなフレーズがより自然です。 

  • 「拍好了!」(Pāi hǎo le! / 撮れたよ!) 
  • 「拍完了!」(Pāi wán le! / 撮影終わったよ!) 

短いフレーズですが、生活感のある表現ですのでぜひセットで覚えてみてください。 

それにしても、ビルの屋根の上に自動撮影のスポットがあるなんてすごい場所ですね。 

 

 

【場面3】13:36 乗り場のアナウンスに挑戦! 

 

重慶名物の空中散歩「長江索道(ロープウェイ)」のシーンです。車内アナウンスに字幕はありませんので、まずはご自身の耳でどこまで聞き取れるかチャレンジしてみましょう。 

「各位游客,索道即将站,迎下次乘坐江索道」 

Gèwèi yóukè, suǒdào jíjiāng jìn zhàn, huānyíng xià cì chéngzuò Chángjiāng suǒdào. 

(観光客の皆様、まもなくロープウェイが駅に到着いたします。またのご利用をお待ちしております。 

💡 注目単語:「索道(suǒdào)」 

「索」はロープ、「道」は路を意味し、中国語ではロープウェイのことを「索道」と呼びます。観光地の案内板やアナウンスで頻繁に登場する単語ですので、これを覚えておくだけで旅行がぐっとスムーズに、そして楽しくなりますよ。ちなみに、日本語でも同じ意味で「索道(さくどう)」という言葉がありますが、普段はあまり使われていませんね。 

また、・・・ 

📝【知って得する!中国トレンド豆知識】
 

動画に登場した中国の最高級緑茶「碧螺春(bìluóchūn)」。名前は聞いたことがあっても、詳しいことまでは意外と知らない方も多いのではないでしょうか 

碧螺春の本場中の本場といえば、江州市(jiāngsūshěng sūzhōushì)にある太湖(tàihú)の島「洞庭山(dòngtíngshān)」です。ここで採れるものは「洞庭碧螺春」と呼ばれ、至高の逸品とされています。 

そして、一番良いとされる収穫時期は、春の訪れを告げる「春分(3月20日頃)から清明qīngmíngjié)(4月5日頃)にかけて」のわずかな期間だけです。 

特に、この清明の前(明前)に摘まれた新芽のことは「明前茶(míngqiánchá)」と呼ばれ、驚くほどの高値で取引されています。 

 

動画の後半で、深夜までにぎわう重慶火鍋の店を見て、一騎さんが「やっぱり夜遅くから食べる文化があるのかね」としていました。 

実は、中国の南方エリアには「夜型」の都市が多く存在します。特に重慶は夏場の湿気が強く、日中は非常に暑いため、涼しくなった夜から外出して食事や買い物を楽しむ習慣が根付いています。一騎さんが火鍋を食べていた時も、夜遅くにも関わらず徐々にお客さんが増えてきてにぎわっていたようです。特に若者のグループやカップルが多かったそうです。 

重慶は「不夜城(Búyèchéng)」、つまり眠らない街とも呼ばれます。洪崖洞こうがいどう)などの夜景スポットはもちろん、火鍋や串焼き(焼烤())の店が深夜まで活気に溢れています。こうした文化は成都や広州、上海といった南方都市に共通する特徴で、冬の寒さが厳しい北方エリアとは対照的な、中国の興味深い一面と言えますね。 

🖋 今回のコラム執筆:ゲイカク)先生  


プロフィール:
中国・蘇州出身。ICA(国際漢語教師職業資格)上級、および日本語能力試験1級を保持し、確かな専門知識に基づいた質の高いレッスンを提供している。ハオ中国語アカデミー新宿校にて非常勤講師、教務主任教師を歴任し、長年、受講生一人ひとりに寄り添った学習サポートと教室運営に深く携わってきた。現在は名古屋校のマネージャーとして教室を牽引する傍ら、幅広い層の日本人学習者の指導にあたっている。プライベートでは旅行や日本の小説を中心とした読書を愛し、親しみやすい人柄と豊富な経験を活かして、受講生の中国語学習を強力にバックアップしている。

中国・大連出身。中国語教師歴17年。ICA(国際漢語教師職業資格)上級、普通話水平テスト(PSC)二級甲等、および日本語能力試験1級を保持し、確かな専門知識に基づいた指導を行っている。ハオ中国語アカデミー渋谷校にて常勤講師、教務主任、マネージャーを歴任し、長年、教室運営と講師育成に深く携わってきた。現在は、対面・オンライン・グループなど多岐にわたる形態で数多くの日本人学習者をサポートする傍ら、自身の語学力と豊富な経験を活かし、中国の豊かな文化を伝えるイベント企画などにも注力している。

先生からのメッセージ: 

皆さん、今回の蘇州コラムはいかがでしたか? 

私の故郷である蘇州には、どこの家庭の冷蔵庫にもたいてい一缶の碧螺春が入っているほど、このお茶は私たちにとって身近で特別な存在です。今回の動画で一騎さんが現地を訪れ、お茶摘みを通してお茶の温かさに触れている姿を見て、私もとても懐かしい気持ちになりました。 

中国語を勉強している皆さんも、ぜひいつか蘇州を訪れて、本場の碧螺春を味わってみてください。そして一騎さんのように、現地の人々と触れ合う感動を実際に体験していただけたら嬉しいです。皆さんの中国語学習が、より豊かな出会いにつながるよう応援しています皆さん、今回の重慶コラムはいかがでしたか? 

私の故郷である北方の港町・大連とはまた異なり、山あいに摩天楼がそびえ立つ重慶のダイナミックな景観は、同じ中国出身の私から見ても非常に見応えがあります。 

コラムでご紹介した「敢(Gǎn)」という言葉は、中国語を学ぶ皆さんの背中をそっと押してくれる大切なキーワードです。いままで中国語指導経験の中でも、間違いを恐れずに「敢Gǎn shuō / 思い切って話す)」ことを大切にされている方は、よりスムーズに、いきいきとした表現を身につけられているように感じます。 

焦らず、ご自身のペースで楽しみながら、一歩ずつ中国語の世界を深めていきましょう。いつか皆さんが重慶を訪れ、現地の活気ある空気を肌で感じる日が来ることを願っています。 

 

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