【本部からの豆知識】「トイレに行く」と「台所に行く」に隠される中国文化
皆さんこんにちは!
ハオ中国語アカデミー名古屋校/淡江大学華語センター名古屋教室の施です。
本日はなんと私からではなく、本部から中国語についてお話しすることです。
テーマは「トイレに行く」(上厕所)と「台所に行く」(下厨房)についてですが、同じく場所に行くのになぜトイレは「上」、台所は「下」でしょう?ということです。
では、その理由を一緒に見ましょう!
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「トイレに行く」は“上厕所”、「台所に行く」は “下厨房”というのは何故ですか?
- ····· “上”“下”の使い方の秘密
中国語学習者の皆さんがご存じのように、“上”“下”“左”“右”は方位を表す言葉です。また、中国語では、「上」は北を指し、「下」は南を指し、「左」は西を指し、「右」は東を指します。よって“上北、下南、左西、右东”という言い方があります。中の“上”と“下”は方位を表すほかに、動詞“去”の代わりにもよく使われます。
北方に向かって進む場合は、 “北上”と言い、南方に向かって進む場合は、“南下”と言います。では、なぜ「トイレに行く」は“上厕所”、「台所に行く」は “下厨房”というのでしょうか?
これは中国古代の伝統的な建築様式に関連しています。古代中国の建築では、トイレは家屋から北東の位置に配置され、台所は家屋から南東の位置に配置されるのが一般的です。トイレに行く場合は、家屋から北に向かうため、“上厕所”といいます。一方、台所に行く場合は、家屋から南に向かうため、“下厨房”といいます。“上”と“下”は単に動作を表すだけでなく、動作が向かう方向も表しています。これが漢字の面白さでしょう。
ついでに“上街(町に行く)”“上商店(デパートに行く)”の“上”の意味を見てみましょう。ここの“上”は所在地から公の場に向かうことを表します。 “上”のこの使い方もよく見られます。例えば、“上公园(公園に行く)”“上班(会社に行く)”“上学(学校に行く)”など。この用法の“上”の対義語は“回”となります。
いかがですか?以上の説明で“上”“下”の意味や使い方の秘密が分かりましたでしょうか?
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いかがでしたでしょうか?
なるほど初めて知ったと思う方がいらっしゃると思いますが、私もです。
これから本部からの面白い表現や豆知識などがあったらまた掲示いたしますので、ぜひ見てください!
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